7周年記念特別例会 高畑勲監督講演&「キリクと魔女」上映会
※この特別例会は終了しています。
姫路シネマクラブも今年2004年の7月で7周年を迎えることになりました。
7周年にあたり特別例会として、高畑勲監督をお招きし、フランスのアニメーション映画『キリクと魔女』を上映します。この特別例会に関しては、非会員の方も参加できますので、みなさん、奮ってご参加ください。
シネマクラブの会員は会員手帳の呈示で当日、会員料金にて入場できます。今回は、アニメーション作品(日本語吹き替えです。)ということで、より多くの子どもさんたちにも観てもらいたいと思っています。
「キリクと魔女」作品紹介 |
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原作・脚本・監督:ミッシェル・オスロ 日本語版翻訳・演出:高畑 勲 (1998年/フランス映画/75分/日本語吹き替え) |
キリクが生まれたアフリカの村は、魔女カバラの恐ろしい呪いにかけられていた。泉の水は涸れ、魔女を倒しに出掛けた男たちは全て魔女に食われ、村に残っているのは、女、子どもと老人達だけ。「どうして魔女カラバは意地悪なの?」。持ち前の好奇心と行動力で、小さなキリクは賢者が住むと言う"禁じられたお山"へ旅に出る…。 人類誕生のアフリカだけが生み出し得た、このまったく新しい世界神話は、フランスの公開で観客動員130万人、興行収入650万ドルと言う異例の大ヒットを収めた。これはアニメーション作品におけるフランスでの歴代興行収入第1位の記録である。 原作・脚本・監督は、これが初めての長編作品になるミッシェル・オスロ。彼は幼少時代をギニアで過ごし、そこでの強烈な体験が、「キリクと魔女」を作る大きな動機となっている。 日本では、高畑勲監督が日本語版翻訳を手掛け、自ら演出も担当。さらに、吹替版ではカラバ役には浅野温子、キリク役に「千と千尋の神隠し」"坊"役で注目を浴びた神木隆之介を迎え、本作に新しい息吹を与えている。 |
高畑 勲(たかはた いさお)監督プロフィール | |
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1935年生まれの三重県出身。アニメーション監督。 東京大学卒業後、東映動画に入社。「ひみつのアッコちゃん」「ゲゲゲの鬼太郎」などに演出助手として参加。東映動画を退職後も「ルパン三世」「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「母を訪ねて三千里」などの作品に参加。「じゃりん子チエ」では脚本・監督を担当。 「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」ではプロデューサーを担当。その後は「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」などの監督にあたる。 今回、日本語版翻訳、演出を手掛けた「キリクと魔女」に関しては、「ここ数年来、これほど感心したアニメーション映画はありませんでした。大好きな『トイ・ストーリー2』よりも、見事な『千と千尋の神隠し』よりも僕は感心しました」という推薦の言葉を寄せている。 |
と き | 2004年5月15日(土) @11:00〜「キリクと魔女」上映 A13:00〜「キリクと魔女」上映 ※14:15〜高畑勲監督講演 B15:00〜「キリクと魔女」上映 |
会 場 |
あいめっせホール(イーグレひめじ3F) 地図はこちら |
料 金 | 前売券:1,000円(当日券 1,500円) シニア・身障者:1,000円(当日券のみ) 小・中・高校生:900円(当日券のみ) 3歳〜幼稚園以下:500円(当日券のみ) シネマ会員一般1:1,000円(当日会員証呈示) シネマ会員シニア、身障者:800円(当日会員証呈示) ※料金が初回(3/18)お知らせしました時より変更になっています。 ※姫路シネマクラブ会員は会員証の呈示で上記の料金でご入場頂けます。(本人のみ) |
前売券取り扱い |
姫路市文化センター・キャスパホール・パルナソスホール・神姫観光姫路支店山陽友の会 |
主 催 | 姫路シネマクラブ 079−281−8007 |
協 力 | 姫路こども劇場/姫路市民劇場/姫路労音 |
後 援 | 姫路市/姫路市教育委員会/(財)姫路市文化振興財団 ラジオ関西/(財)姫路市文化振興財団助成事業 |
5/16(日)神戸松方ホールでも上映致します。上映&講演時間同じ。共通前売り券です。
お問い合わせは、姫路シネマクラブ事務局090−1028−7052まで